・・・・君がそうやって染めるのなら
・・・・当たり前にその色こそが正義
・・・・僕が嫌うこの色は溶け込んでしまう
・・・・染めることは出来ない
・・・・しようとも思えないし
・・・・したいとも思わないが
・・・・強さがほしいと願う昼
・・・・僕から流れ出す色はとてもみえ難い
・・・・夜を消してしまう美しい朝だ
・・・・悲しい記憶は君が染めてくれる
・・・・『すべてをこわしてしまいそうでこわいからこわしてしまいたい』
・・・・色を生まれ持った幸せに会釈を
・・・・けれど色なんて誰にでもある
・・・・僕から流れ出す色を収受してくれる
・・・・君を愛したいと願う朝
・・・・僕はずっと祈りだけを
・・・・無神論者な僕が誰かに
・・・・愛す資格を求めている
・・・・君が染める色は何て温かいんだろう
・・・・僕の色は見え辛いけれど君が
・・・・快いと感じてくれるなら幸せ